No.23 おすすめの本
図書館の受付前に展示している、今読みたいおすすめの本をご紹介します。
アキラとあきら
池井戸 潤/著 徳間書店
8月26日公開の映画の原作です。2017年にはWOWOWで連続ドラマ化され、第34回ATP賞テレビグランプリを受賞しました。今回の映画版では、小さな町工場の息子・山崎瑛〈アキラ〉役を竹内涼真、大手海運会社の御曹司・階堂彬(あきら)役を横浜流星が演じ、W主演を務めます。監督の三木孝弘は、「ソラニン」など爽やかな青春映画や恋愛映画の名手でありながら、ミステリー・サスペンスの分野でも緊迫感を表現し、幅広い演出力で高い評価を受けていて、大変期待の高い映画です。映画と併せて原作もぜひお楽しみください。
内容紹介
父親の経営する町工場が倒産し幼くして過酷な運命に翻弄されてきた瑛と、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける彬。二人のアキラが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。人生を賭した戦いが始まった。対照的な宿命を背負った二人の若者がメガバンクを舞台に、情熱と信念で現実に立ち向かう…。