No.25 おすすめの本

図書館の受付前に展示している、今読みたいおすすめの本をご紹介します。

線は、僕を描く

砥上とがみ 裕將ひろまさ/著 講談社

メフィスト賞やブランチBOOK大賞受賞でも話題となった、砥上裕將とがみひろまささんの青春芸術小説「線は、僕を描く」は、2022年10月公開予定の同名映画の原作小説です。水墨画家でもある著者が描き出す世界を、横浜流星さん、清原果耶さん出演で映画化。読んで、観て、水墨画の世界を味わってみてはいかがですか。

内容紹介

両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の霜介。バイト先で水墨画の巨匠・篠田湖山に出会い、なぜか湖山に気に入られ内弟子にされてしまう。しかし、それに反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけ霜介に勝負を挑む。霜介は、はじめての水墨画に戸惑いながらも、次第にその世界に魅了されていき…。