No.26 おすすめの本

図書館の受付前に展示している、今読みたいおすすめの本をご紹介します。

ザリガニの鳴くところ

ディーリア・オーエンズ/著 早川書房

2019年・2020年の2年連続でアメリカで最も売れた本となり、日本でも2021年に本屋大賞翻訳小説部門第1位に輝いた作品です。原作同名の『ザリガニの鳴くところ』(原題:Where the Crawdads Sing)のタイトルで映画化され、11月18日(金)より公開されます。

内容紹介

ノースカロライナ州の湿地帯で、金持ちの青年の変死体が発見された。疑いをかけられたのは、「ザリガニが鳴く」と言われる湿地帯で育ち、「湿地の少女」と村の人々に呼ばれる少女カイアだった。彼女は6歳の時に家族に見捨てられ、学校にも通わず、湿地の自然から生きる術を学び、ひとりで生き抜いてきた。しかしあるとき、心優しきひとりの青年との出会いをきっかけに、すべての歯車が狂い始めて…。