No.28 おすすめの本

図書館の受付前に展示している、今読みたいおすすめの本をご紹介します。

変な絵

()(けつ)/著 双葉社

発売からわずか10日で20万部という異例の大ヒットとなった「変な絵」。作者である雨穴さんは経歴に年齢、性別や国籍まで一切不明で編集者すら面識が無く「小説界のAdo」と呼ばれています。今作「変な絵」は、“まえがき”にあたる動画、出版された小説、“あとがき”にあたる音楽の3つのパートとなっており、小説を深く読み解くにはこの動画と音楽がカギになるようなので、ぜひ小説だけではなく動画と音楽も一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?

内容紹介

とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』…。 奇妙な9枚の絵に秘められた謎を解くと驚きの真相が浮かび上がる、戦慄のスケッチ・ミステリー!